タトゥーは一度入れると簡単には消せないため、慎重に場所を選ぶことが必要です。
また、自己表現の一形態であり、体のどこにタトゥーを入れるかは、その人の性格、価値観、ライフスタイルに深く関わります。
タトゥーを入れる場所の意味 11選
・上腕
上腕にタトゥーを入れることは、
強さや力を象徴します。 特に筋肉が
発達している部分に 入れることで、
そのデザインが 際立ちます。
- 手首
手首は痛みを感じやすい部分ですが、 見えやすい場所でもあります。
ここに入れるタトゥーは、
個人的な意味や思い出を表現する
ことが多いです。
・指
指にタトゥーを入れるのは
比較的新しいトレンドです。
結婚指輪の代わりに指輪の
タトゥーを入れる人も増え
ています。
- 肩
肩は広いキャンバスとして
デザインを大きく入れるのに
適しています。肩のタトゥーは、
強さや防御などを意味します。
- うなじ
うなじは 隠すことができる
場所なので、個人的な意味を
込めたタトゥーを入れるのに
適しています。
女性に人気のある場所です。
- 耳の後ろ
耳の後ろは 小さなタトゥーを
入れるのに最適な場所です。
見えにくい場所ですが、髪型に
よって見せることも可能です。
- 胸
胸は 愛や絆を象徴する場所です。
心臓に近い場所に入れることで、
その意味を強調する事ができます。
・胸骨、みぞおち
この部分は美的なタトゥーを
入れるのに適しています。
特に女性が花や鳥などの
デザインを入れることが
多いようです。
・背中
背中は 広い面積を持つため、
大きなデザインを入れること
ができます。自己表現のキャ
ンバスとして好まれています。
- 腰
腰はセクシーさを表現する場所です。
特に女性が 小さなデザインを入れる
ことが多いようです。
- 脇
脇は痛みを伴いますが、隠れた 場所なので
個人的な意味を持つ デザインを入れること
ができます。
タトゥーを入れる場所の選び方
実用性
タトゥーを入れる場所は、仕事や日常生活に影響を与えない場所を選ぶことが重要です。例えば、ビジネスシーンで見えない場所が望ましいでしょう。
見た目の美しさ
体型の変化によってタトゥーがどのように見えるかを考慮する必要があります。 特に妊娠や体重増減などでデザインが変わることを避けるために、安定した場所を選びましょう。
痛みの少なさ
初めてタトゥーを入れる場合、痛みの少ない場所を選ぶことが賢明です。例えば、上腕や肩などは痛みが少ない部位とされています。
男女間で違うタトゥーの場所
男性と女性では タトゥーを入れる場所に対する好みや意味が異なることがあります。
一般的には、男性が 上腕や胸などの力強さを表現する場所を好む傾向があります。
一方、女性は うなじや腰など、セクシーさや 個人的な意味を持つ場所を選ぶことが多いです。
これは、社会的なステレオタイプや 個々の価値観による影響が大きいと考えられます。
また、今もなおタトゥーに対する偏見が根強く残る日本においては、就職活動やその後の出世、果ては人間関係に至るまで、大きな影響を及ぼす可能性があり、「タトゥーを入れたいけど、人の目が気になる…」と悩んでいる人も多くいます。
日本と海外で認識の違い
アメリカ
アメリカでは、タトゥーは自己表現の一部として広く受け入れられています。特に若い世代では、タトゥーを入れることが一般的で、職業によってはタトゥーを見せても問題ない場合が多いです。
フランス
フランスでは、タトゥーは芸術の一形態として高く評価されています。タトゥーアーティストの技術が重要視されており、ファッションとして楽しむ文化があります。
韓国
韓国では、タトゥーに対する認識が変わりつつありますが、まだまだ保守的な意見が多いです。医療資格を持つ者のみが タトゥーを施術できるという法律があり、一般のタトゥーアーティストは 制約を受けています。
タトゥーと刺青の違い
タトゥーと刺青は しばしば混同されますが、文化的な背景や目的が全く異なります。
タトゥーは 西洋文化から来ており、自己表現やファッションとしての側面が強いです。
デザインや色彩も多様で、個人の嗜好を反映しています。
一方、刺青は 日本の伝統文化に根ざしており、特定の儀式や集団に関連することが多いです。
特に 和彫りと呼ばれる技術が用いられ、深い意味や歴史が込められています。
ただ、体に傷をつけ着色するという行為においては タトゥーと入れ墨・刺青は基本的に同じもので、皮膚に針や刃物を使って、色素や墨を入れて文字や絵を描きます。
タトゥーは西洋的な絵や文字を彫ること、入れ墨・刺青は日本で古来行われていた彫りものを指すことが多いようですが、現在では厳密に区別はされていません
まとめ
タトゥーを入れる場所の選び方は 非常に重要であり、その意味や実用性、見た目の美しさを考慮する必要があります。
また、男性と女性で タトゥーの場所に対する好みや意味が異なることや、国によってタトゥーに対する認識が異なることも理解しておくべきです。
さらに、タトゥーと刺青の違いも知っておくことで、自分に合ったタトゥーを選ぶ手助けになるでしょう。慎重に考え、後悔のない選択をすることが大切です。
タトゥーも刺青も一度入れてしまうと、簡単に除去できるものではありません。最近では比較的身近なものになっているタトゥーですが、タトゥー・刺青の大きさや色によっては何年も掛かる場合があるので、安易に入れるのではなく、種類やリスクを十分に把握したうえで検討するようにしましょう。
この記事が あなたのタトゥー選びの参考になれば幸いです。興味を持った方は、タトゥーアーティストなどと相談して 自分に合ったデザインと場所を見つけてください。