ディズニーカウントダウン2024-2025中止、復活の見通しは？

数年までは 毎年恒例となっていたディズニーのカウントダウンですが、2024-2025年も中止となることが分かりました。
これでディズニーカウントダウンは2020年末から5年連続で中止となります。中止になった理由を考察し、今後 復活する可能性についても予想していきます！

1.カウントダウン中止の理由を考察

ディズニーカウントダウン2024-2025を中止する理由について、運営側からは何も発表されていませんが、理由もなく中止とはならないはずです。
今年もカウントダウンが中止となってしまった理由として考えられるものを5つご紹介します。

コスト削減

ディズニーカウントダウンが中止になった最大の理由は、「コストを削減したいから」だと考えられます。 カウントダウンを行わないことによって、以下のようなコスト削減ができます。

• 水道光熱費
• キャストの人件費
• 花火打ち上げ費用など

通常であれば営業をしている深夜の時間帯、特に真冬となると、電気代だけでもかなりのコストがかかります。
ディズニーリゾートでは一部自家発電を行っていますが、ランドもシーも終夜営業さらに、カウントダウン営業の際は深夜勤務のキャストが必要になります。
また、いくつかの費用がかかるため、カウントダウンのチケット代だけでは賄えない状況です。

キャスト不足

人件費に関連しては、2024年時点でキャストが不足している傾向にあります。 カウントダウン営業を行うには 多くのキャストが必要ですが、運営は困難なようです。

衛生面の不安

感染症対策は いまだ重要なポイントであり、カウントダウン営業を行うと、いつもは閉園後にやっている夜間清掃を行うことができません。
特に、パーク全体の清掃や、トラッシュカン（ゴミ箱）、トイレの清掃など定期的に行われますが、この作業ができないため、1月1日のパーク内の安全性が低下します。
カウントダウン営業後、インフルエンザなどの感染症が流行することもあったため、ゲストとキャストの健康管理を考慮した結果、中止に至って考えられます。

安全確保の不安

パーク内の安全確保も中止理由の一つと考えられます。
カウントダウンイベント中には、ゲスト同士のトラブルや開園ダッシュが頻繁に発生し、キャストの声が聞こえない状況が見られる特にカウントダウンパレードが開催されていた頃は、場所取りトラブルが多く、これがカウントダウンパレードの廃止にもつながりました。
現在の状況では、パークの安全管理が十分に見られないため中止されたと考えられます。

周辺住民への配慮

ディズニーリゾート周辺には住宅街がございます。 カウントダウン営業の際には徹夜での開園待ちや深夜の花火が問題となっています。
風向きや強さによって花火の残留物が周辺に落ちる可能性があるため、これを回収できないという問題もあります。

2,今後、復活する可能性は？

ディズニーカウントダウンについて

復活の可能性を考察してみます。

規模を縮小して復活する可能性

カウントダウンが復活する可能性はゼロではありませんが、仮に復活するとしても、規模が大幅に縮小される可能性があります。
例えば、ディズニーランド、またはディズニーシーのどちらかでの開催や、エリアを限定して営業する、あるいは花火の打ち上げを中止するなどが考えられます。

規模が縮小されてきた歴史

ディズニーのカウントダウンイベントは、これまで徐々に規模が縮小されてきました。
カウントダウンパレードの開催初期には12月26日から30日までパレードが行われていましたが、その後、実施期間が短縮され、最終的にはカウントダウン当日（12月31日）のみのパレードとなります。

2011年以降は 完全にパレードが廃止され、花火のみのイベントになりました。

このように、ディズニーのカウントダウンイベントは歴史的に徐々に規模が縮小されてきました。
その背景には、コスト削減やゲスト同士のトラブル回避、運営面での安全対策といった懸念がありました。

3.カウントダウン中止のまとめ

ディズニーカウントダウン2024-2025の中止は、感染症のリスク、安全性の問題、経済的な判断など、多岐にわたる理由から決定されたとみられます。

ディズニーカウントダウン2024-2025の中止理由（考察）

これらの問題が解決されるかどうかによって、イベントの将来が適切に行われるディズニーは安全で楽しい体験を提供するために、新しいイベントの形式や安全対策について検討していくと思われます。